成程、c0banのアルゴリズムについて今このような議論が持ち上がっているのですね。
参考になる意見も幾つかありました。
c0banをここ暫く見ていて感じるのですが、まず前回のHF以前の大荒れなホッピング攻撃とそれに対応した形でアルゴリズムの変更がありました。
アルゴリズムが変わると次にNiceHashの占有率が大幅に増加、これは一般のGPUマイナーがまだ参加して来ていないこともありますが、
それ以上に資金を持ったマイナーがNiceHashを利用したビジネスとしてc0banのマイニングに手を付けているように見えます。
NiceHashを使ったc0banのマイニングは損益分岐点から見てもビジネスとして充分成り立つからです。
現状c0banを取り巻くマイナー達はc0banの利用価値をこの辺に見ているのでしょう。
このまま放置されるとこの状況はどう見ても自律的に解消されるとは思えません。
このような状況は少数の大口マイナーの寡占状態の永続化、NiceHashへの依存の肥大化等、この前に沢山意見が出ていますが好ましくないものが多くあります。
c0banはまだ新しく作られた通貨ですし立ち上がり直後はアルゴリズムがSHA256でASICを使ったマイニングが行われていました。
このような経緯から一般のマイナーが参加しずらい土俵だろうとおもいましたが、実際それがLyra2に代わっても直ぐには一般のGPUマイナーは増えませんね。
c0banがあくまでパブリックな性格の仮想通貨の一つとして育って行くことを期待しています。
そのためにはどのような方向に進むべきなのでしょうか。
私が期待しているのは数少ない国産の仮想通貨の一つとしてその利用のされ方が、ここではその内容について今回は書きませんが、ユニークで今までにない内容を含んでおりその発展の可能性です。
長期的展望を前提に今からどのように進んで行くべきなのか、さすがに私にはわかりません。
とは言え一c0banマイナーとして今望むのは、今回GPUマイニング可能な環境をせっかく頂いたのでここに参加してくる全てのマイナーが等しく公平にマイニングの機会が与えられればいいなと思っています。
仮想通貨にとってマイニング環境はまさしくその土俵であり土俵がぬかるんでいたりすればまともな相撲は取れません。
その為には当座アルゴリズムにASIC耐性NiceHash耐性を持たせ、一部のマイナーにコストを背負わせるのもやむないかと思います。