とても参考になるご意見ありがとうございます。
まず、マイニングの方法の種類に関して、
c0ban Projectとしては収益性という面だけみて、ASICやクラウドマイニングをGPUが不利になるからと言う理由で排除するということはありません。
c0ban Projectの独断でそのような決断を実行したらパブリックなPoW通貨の価値は破綻すると考えています。
c0ban Projectの今回出てきた議論で、問題と捉えてる点は、
・クラウドマイナーの占有率が非常に高い可能性がある
・クラウドマイニングサービスだけでは地理的分散化になっていない
・クラウドマイニングサービスが安定供給されるのか
という点です。
しかし、c0ban Projectとしてこのような問題があったとしても
今いるクラウドマイナーを排除するようなアルゴリズム変更を独断で行うということは、絶対にありえません。
多くの方の議論を重ねた上の集合知としてのアウトプットとして遂行すべきと考えています。
c0ban Projectがブロック高1450888でSHA256からLyra2REv2にアルゴリズムを変更したのは、
LastRoots社の提供するサービス中だけの通貨という見られ方が多かったc0banを、マイニングでも多くの方が参加できるようにしたかった経緯があります。
そのため、クラウドマイニングでも扱っていて、モナコインと同じアルゴリズムにすれば、
モナコインからもマイナーが入ってくるのでは。
と思ってのことです。
そのため、Lyra2REv2にした時点で、クラウドマイニングを使ったマイナーというのも期待しておりました。
しかし、c0ban Projectの目指す方向性とは違うものとなってしまいました。
多くの方にマイナーとして参加して欲しいという願いとは、逆にc0banは収益性が良いため
資金のあるマイナーによるクラウドマイナー利用の占有率が高く、個人の方が入りにくくなってしまいました。
これはPoW通貨である以上、仕方がないことと思っています。
51%攻撃も然り、PoW通貨なら起こることで、承認数を上げるしか対策はありません。
c0ban Projectとして、c0banはブロック生成時間が32sと早く、
通貨としての1面を持ち、サービス内でユーティリティトークンのようにも使える1面がある。
サービス主体者がc0banをどう使いたいかによって様々な使い方ができる、
そんな様々な性格を持った通貨であるべきと考えています。
c0banはパブリックなPoW通貨であり、
サービス主体者がどのようなc0banを使ったものにしたいのか、
それによって様々な顔を持つ通貨。
c0banは将来、そのような通貨になってほしい。
そうc0ban Projectは願っています。